2021/12/20
発達の支援を要するお子様は近年増加しており、通級指導を受けている生徒数は10年前と比較し、2倍以上となっております。しかし、対応できる医療機関は少なく、初診までの待機期間が6~8ヶ月と言われています。
当院もすでに外来予約枠の余力がない状態でありますが、週に3人ほどコンスタントに新規の方より、診察依頼の電話があります。現在では初診待機までに3ヶ月以上という状況になっております。
そこで、より多くの支援を必要とする方に対応させていただくために、以下の対応を
考えました。
1.診察時間の短縮
診察時間を30分→最大でも20分に短縮します。
(次回予約の取得を含めての時間です。話の途中でも20分で終了とさせていただきます)
(遅刻した場合では対応できない可能性があります)
2.診察前の問診
診察の5日以上前に、家庭での状況を指定のアドレスにメールしていただきます。
それにより診察時間を効率良く使えると思われます。
事前の問診の内容は、【お子様の現在の状況】【前回からの変わったこと】【相談したいこと・質問】を
できる限り具体的にお願いします。
×かんしゃくが増えた
○自宅では落ち着いているが、学校の算数の時間にかんしゃくが目立つ
問題ができなかった時に多い。別室に移動し30分ほどでおさまる
3.診療内容の確認や緊急での質問があれば、適宜対応いたします。
以上についてご理解・ご協力のほどよろしくお願い致します
まなべ小児科クリニック・院長 真部哲治